プロフィール
プロフィール
日本水墨画協会
理事 高野嘉峰
大正10年10月10日、新潟県にて生まれる。
戦時中は、マニラに士官として出征。最前線だったため、
たくさんの仲間を失う。
戦時中エンジンの開発を担っていたこともあり、
戦後は、東京の下町で自動車整備工場を創業。
ベルトコンベヤー式のコンパクトな車検場を考案。
周辺の整備工場と共に運営し、ノウハウを公開し、
日本中に民間車検場が広がっていく。
このような功績が認められ、自動車業界功労者として
「勲五等端宝章」を授与。
他運輸大臣賞、都知事賞、区長賞など多数受賞。
経営を引退後
会社経営を次世代に任せ、会長に就任後、
墨の濃淡あるダイナミックでかつ繊細な表現力に魅了され
水墨画の虜になった。
それからというもの一心不乱に水墨画に没頭する毎日。
そして戦友を弔うために、靖国神社に水墨画を奉納。
毎日真っ白い紙に向かい、
心穏やかに芳しい神秘的な墨の香にしばし酔いしれながら
墨の果てしない表現力と技法を追求、日々精進。
日々創意くふうを重ね、
和紙ではなく絹に水墨画を描いたり、紙の裏に銀ぱくを貼り
重厚感を出したり、水墨画なのに絵の具を使用したり、
今までにはない現代水墨画を追及。
特に、「魚眼オーロラ」のオーロラは、独自に編み出した技術で
表現し世界でここにしかない技法を使って描いている。
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